女性でも理容店でパーマができるように改正されました。ただし、理容店によってはパーマができない場所やパーマの種類に限りがあります。自分が求めているパーマとは違った髪型にされてしまったと後悔しないようにするためにも、事前に理容店でできるパーマの種類や特徴を知っておくと良いでしょう。
本記事では、女性でも理容店でパーマができる理由と理容店でできるパーマの種類、パーマを長持ちさせる方法まで記載しました。パーマをかけた後も方法を選べば、長持ちさせられます。パーマをかけて理想の自分に近づきましょう。
理容店で女性でもパーマはできる
過去には、法律の問題で理容店が女性にパーマをかけることは禁止でした。しかし、2015年の法律改正によって理容店が女性にパーマをかけられるようになりました。
ただし、まだ女性へのサービスを行っていない理容店もあるため、事前に確認が必要になります。また、女性へのサービスを受け付けている理容店であっても、女性へのメニューが少ない理容店もあるため事前にメニューを見ておきましょう。
理容店でできるパーマ4選
理容店でできるパーマの種類を知っておきましょう。自分が施して欲しいメニューがないと理想の髪型になれなかったと後悔してしまうことがあるでしょう。また、理容店によってできるパーマメニューも変わるため、参考までに確認してください。
1.ホットパーマ
ホットパーマとは、髪に熱を加えて髪に形状記憶させるパーマです。ホットパーマの特徴は、以下のとおりです。
- パーマのもちが良い
- 乾かした時のカールが強い
- 比較的髪へのダメージが強い
ホットパーマを一度かければ比較的長持ちします。美容院に行く時間がなかなか取れない人はホットパーマが良いでしょう。また、濡れた髪を乾かすとパーマが薄れてしまうと悩んでいる人にもホットパーマがおすすめです。ただし、髪へのダメージが比較的強いため、髪が弱い人は事前に担当者に相談しておきましょう。
ホットパーマと対になる方法として、コールドパーマがあります。熱を使用しないため、なめらかなパーマが作れたり、髪へのダメージが少なかったりします。ただし、ホットパーマと比べてパーマが落ちやすいです。
2.ボディパーマ
ボディパーマとは、大きなロッドで髪の毛を巻くパーマです。ボディパーマの特徴は、以下のとおりです。
- 髪の毛がナチュラルな仕上がりになる
- 髪の毛に自然なボリュームがでる
- スタイリングがしやすい
- パーマが落ちやすい
ボディパーマは根元から自然な形で緩くパーマをかけます。そのため、完成イメージは、自然にボリュームが出てナチュラルな仕上がりになります。髪がペタッとしやすい人やボリュームが出づらい人がボディパーマをかけると解決できます。ただし、ボディパーマだと緩くパーマをかけるため短期間で落ちてしまうでしょう。
ボディパーマは、猫っ毛の人や毛が細い人、毛量が少なめの人におすすめのパーマ方法です。
3.ミックスパーマ
ミックスパーマとは、ロッドの大きさを変えたり、巻き方を変えたりするパーマです。ミックスパーマの特徴は、以下のとおりです。
- 髪の長さに問わずフィットする
- 同じ方向のパーマと比べて動きがでる
- 華やかさやエアリー感がだせる
ミックスパーマは、自分の好みによって華やかさを出したりエアリー感を出したりすることができます。ショートヘアからロングヘアまで押さえられるため、多様性があります。決まった形のパーマから挑戦したい人には、ミックスパーマがおすすめです。
4.ツイストパーマ
ツイストパーマとは、ねじった毛束をピンで固定して巻いていくパーマです。ツイストパーマの特徴は、以下のとおりです。
- ねじりがあり動きがある髪型が作れる
- 立体感が出て印象が残せる
- 髪へのダメージが大きい
ツイストパーマは、強くかけるとワイルドな印象になり、優しくかけると子犬のようなふわふわした印象を与えられます。立体感があるため、他の人に強い印象を残せるでしょう。ただし、髪へのダメージが大きいため入念なケアが必要です。
パーマを長持ちさせる4つの方法
選ぶパーマの方法によって長持ちする期間は変わりますが、日頃のケアによって比較的長持ちさせられます。方法を知らないと、早くパーマが落ちてしまい、時間もお金も勿体ないです。パーマをかけた後も長く持つように、しっかりとチェックしましょう。
1.パーマをかけた日はシャンプーを使わない
パーマをかけた日の夜は、薬剤がまだ浸透し続けていることがあります。シャンプーで髪の毛を洗ってしまうと薬剤が落ちてしまい、パーマで作った形が崩れやすくなってしまいます。
薬剤を髪に浸透させるためにパーマをかけた日のお風呂では、お湯で頭を洗うようにし、2〜3日後からシャンプーで洗うようにしましょう。
どうしても気になる人は、いつもより優しく洗ったり、弱酸性や弱アルカリ性のシャンプーを使ったりしてみてください。
2.パーマに合ったシャンプーを使う
パーマをかけた後、髪はダメージを受けています。洗浄力が強いシャンプーを使ってしまうと髪に追加でダメージを与えてしまうでしょう。
シャンプーによってはダメージを補強する成分が入っているシャンプーがあります。以下のような成分が入っているシャンプーを選べるとよいでしょう。
- セラミド
- コラーゲン
- グリセリン
- へマチン
上記のような成分が入っていると髪がパサつきづらく、キューティクルを補修できます。また、へマチンはアルカリ性を除去する成分であるため、パーマのもちをよくするでしょう。
3.髪を優しく洗う
パーマをかけた髪は繊細です。ガシガシ洗うと折角かけたパーマが落ちてしまうでしょう。髪を洗う時は、揉みこむようにして洗うことが大切です。
4.お風呂後は髪をすぐ乾かす
髪は濡れている状態だとダメージを受けやすいです。濡れたまま寝てしまうと、髪と枕がこすれてしまいダメージを受けてしまいます。髪がダメージを受けている状態だと、パーマは落ちやすいです。パーマを長持ちさせるために、お風呂後は頭皮までしっかりと乾かしてあげましょう。
まとめ
本記事では、女性でも理容店でパーマをかけられる理由とかけられるパーマの種類、パーマを長持ちさせる方法まで記載しました。理容店によっては、できるパーマの種類が変わります。事前に問い合わせてみて、自分にあったパーマを選べると良いでしょう。