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ー理容室か美容室どちらに行くべき?仕事内容などの違い4選を解説ー

日本には、髪を切る場所が多数存在します。なかでも一般的なのが、理容室と美容室です。

しかし、理容室と美容室では、どちらに髪を切りに行けば良いのでしょうか。そもそも、理容室と美容室の違いがわからなければ、判断のしようもありませんよね。

実は、理容室には容姿を整えるという定義があり、美容室には容姿を美しくするという定義があります。

そこで今回は、理容室と美容室の違いを4つに分けてご紹介するとともに、どちらを利用するべきかを解説していきます。理容室か美容室かで迷っている方は、ぜひ最後まで読んでいってください。

 

理容室と美容室の違い4選

理容室と美容室の違いは、取得する資格や法律上の定義にあります。そのため、仕事内容や仕上がりにも違いがあり、理想のイメージに合わせて利用先を決めることが可能です。

この章では、理容室と美容室の違いを4つに分けて具体的に解説していきます。ご自身がどのようなイメージを持って髪を切りたいかで、理容室か美容室を選んでみてください。

  1. 必要な資格が違う
  2. 法律上の定義が違う
  3. 業務内容が違う
  4. 仕上がりが違う

 

1. 必要な資格が違う

そもそも理容室と美容室では、働くために必要な資格が異なります。理容室で働く理容師になるためには、理容師免許を取得しなければなりません。

美容室で働く美容師になるためには、美容師免許が必要です。

いずれも国家資格であり、高い技術を習得し国家試験に合格する必要があります。

 

2. 法律上の定義が違う

実は、理容室と美容室とでは法律上で明確に定義が違ってきます。定義というと難しいですが、つまりは目的のことです。

理容室は、“頭髪の刈り込みや顔そりなどによって容姿を整えること”が定義づけされています。一方で美容室は、“パーマネントウェーブや結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること”が定義です。

整えることと美しくすることは、似ているようで違います。理容室は長さや毛量を正確に整え、美容室では見た目を良くするために髪をデザインします。定義が違えば、仕上がりも変わってくるのは当然ですよね。ご自身の目的に合わせて利用すると良いでしょう。

 

3. 業務内容が違う

完全に定義が違うため、業務内容にも多少の違いが生まれます。たとえば、容姿を美しくする目的の美容室では顔そりができませんが、容姿を整えることが目的である理容室では可能です。

さらに、シャンプーの方法にも違いがあります。美容室では仰向けになってシャンプーを行いますが、理容室では顔を伏せて行われます。

このように、理容室と美容室では施術できるメニューや業務方法が異なるのです。どちらが優れているかなどではなく、目的によって理容室か美容室かを選びます。

 

4. 仕上がりが違う

理容室と美容室とでは、仕上がりも違ってきます。理容室は容姿を整えることが目的ですので、バランスの整ったきっちりした仕上がりに。一方、美容室は容姿を美しくするのが目的ですので、イメージ通りのヘアスタイルを実現できます。

〈美容室〉
美容室は容姿を美しくすることが目的です。トレンドの波に敏感で、多様なカットバリエーションがあります。その人の骨格やイメージに合わせたハイセンスな髪型を提案し、カットを行う高い技術を持ち合わせているのが美容師さんです。そのため、希望の髪型や骨格に合わせたヘアスタイルを希望するのであれば、美容室が良いでしょう。

〈理容室〉
理容室は、容姿を整えることが目的です。顔そりで産毛を除去し、バリカンを使った刈り込みなどで正確なカットを行います。長さや毛量などのバランスを整える技術に長けているのが理容師です。

男性が刈り込みや短髪を整えるときに利用されるイメージがありますが、近年では顔そりが女性に人気で理容室の利用が増えています。カミソリを使った顔そりは、産毛と一緒に肌の古い角質を落とし、美容にも良いとされています。そのため、理容室にしかない顔そりを求めて、多くの女性が来店しているのです。

 

理容室と美容室の見分け方

理容室と美容室の違いについて解説してきました。ここでは、理容室と美容室の見分け方をご紹介します。

現代ではネット予約が大半を占めるため、お店を検索すればすぐに理容室か美容室か見分けがつくでしょう。しかし、近所で見つけたお店が理容室なのか美容室なのか迷ったことはありませんか?

実は、理容室には特徴的な看板があります。それが、サインポールです。

サインポールは、赤と青と白の円柱形がくるくると回っている看板。一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。気になるお店がある際は、ぜひサインポールがあるのかないのか確かめてみてください。サインポールがあれば理容室ですので、顔そりができます。

 

理容室と美容室はどちらを利用するべき?

理容室と美容室は、どちらを利用するべきかなどはありません。ご自身がどのような目的で散髪したいかによって変わります。

たとえば、身なりを整えてきちんとした短髪にしたいのであれば、理容室がおすすめです。一方、イメージする髪型がある方は、美容室で散髪することをおすすめします。

昔は理容室がメンズで美容室が女性というイメージもありましたが、現在では男性でも女性でも関係はありません。理容室でも顔そりを求めて女性が来店しますし、美容室にも男性が多く来店しています。

どちらを利用するべきかは目的によって異なりますので、どのような仕上がりにしたいかを考えてみると良いでしょう。

 

まとめ

理容室と美容室の違いは、取得する資格や法律上の定義、業務内容、仕上がりにあります。

〈理容室と美容室の違い〉

  1. 必要な資格が違う
  2. 法律上の定義が違う
  3. 業務内容が違う
  4. 仕上がりが違う

理容室は、容姿を整えることが目的です。毛の長さや毛量、バランスなどをきれいに整えながらカットを行います。また、顔そりを行えるのも理容室の特徴です。

一方、美容室では見た目を美しくすることが目的ですので、好みのヘアスタイルにカットしてくれます。カットやパーマ、髪染めなどの幅広いメニューから自由に選択可能です。

どちらかが優れているという話ではありません。ご自身が求める仕上がりに近いほうを選んでみると良いでしょう。

また、ヘアサロンハラダでは、お好みのヘアスタイルをスピーディーに実現いたします。顔そりによって産毛などを除去し、より明るく清潔感の溢れる印象にすることが可能です。

2024.04.26